その日の空は青かった
今はもう遠くにいるはずの君
何故今僕の隣に居るのだろう
一緒に歩く君は嬉しそうに笑っていて
僕の一歩先を行っている
手を伸ばせばするりと逃げられ
待ってと言ってもただ笑っているだけ
その笑顔が全く動かないことに気付いて
僕はようやく夢と気付いた
ああそうか、君はもうそんなところにいるんだね
なら、僕も早く追いつこう
もう一度君の隣に立てるように
さぁ、そのためには
目を開けて涙を拭おう
背筋を伸ばして立ち上がろう
君に追いつけるように
確かな一歩を踏み出そう
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